スチールギターとは


皆さんご存知のギターとスチールギターでは、音を出す仕組みが違います。
ギターは腕に抱えて弾きますが、スチールギターは横に置いて、左手のトーンバーで弦を押さえ、右手のピックで弦を弾き、バーと、フィンガーピックで演奏するのです。弦の振動をピックアップ(マイク)でとることでギターアンプから音がでます。




 ギターのネック 

ギターの場合は、左手で握るギターのネック部にはフレット位置に金属棒が埋められていて、指で弦をフレットに押しあてて弦の長さを調節し、音程を変える仕組みです。
左指を軽く押さえれば弦がフレットに接するように、弦とフレット棒の距離は近くにセットされています。

  
 


 スチールギターのネックとトーンバー 

スチールギターは右手で持った金属棒のトーンバーをフレット位置の弦にあてることで、弦が振動する長さを調節し、音程を変えます。フレット面から10mmくらい離れた高さに弦が張られています。主に使われるバーはステンレス製で重量も約200gあります。このバーがギターでいうフレット棒の代わりをします。左手に持つトーンバーを弦にあてて素早く動かすことでメロディを弾くのです。また弦にあてたバーを左右に振ることで音にビブラートがかかります。

  

スチールギターを弾く左右の手の動作を御覧下さい
左手にトーンバー、右指にフィンガーピック




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